ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

第1回大会の優勝賞金はわずか20万円? 日本女子オープンの“黎明期”を振り返る

第1回大会の優勝賞金はわずか20万円? 日本女子オープンの“黎明期”を振り返る

配信日時:2020年9月29日 07時00分

1960年代の樋口久子 このレジェンドの4連覇から大会はスタートした
1960年代の樋口久子 このレジェンドの4連覇から大会はスタートした (撮影:ALBA)
いよいよ今週の木曜日から、福岡県のザ・クラシックゴルフ倶楽部で国内公式戦「日本女子オープン」が行われる。今回で53度目を迎える女子ゴルファー日本一決定戦は、数々のドラマや名場面を生み出してきた。そんな大会の“これまで”を、さまざまな角度から振り返る。今回は『日本女子オープン黎明期』のお話。

時は経ち…昨年の日本女子オープンは黄金世代が大活躍!

日本女子オープンが初めて開かれたのは1968(昭和43)年のことで、「TBS女子オープン」という大会名で行われた。12月11、12日の2日間開催。「秋雨そぼ降る河川敷コース」と、現在大会を主催する日本ゴルフ協会(JGA)のホームページに記載されているTBS越谷ゴルフクラブ(埼玉県) がその舞台となった。

大会創設に尽力したのは、東京放送(TBS)元社長の今道潤三氏(故人)。当時はまだ女子ゴルフ自体が創世記ともいえる時代で、日本女子プロゴルフ協会が設立され、初のプロテストが開かれたのがその前年のことだった。競技としてまだまだ一般に認知されていないこともあり、実施に向けて反対の声が多かったという。しかし今道氏はそれを押し切り、JGAの後援を取り付け開催に至った。

その第1回大会にはプロアマ合わせて42人が参加。2日間合計イーブンパーで回った樋口久子が初代女王の座についた。2位には4オーバーの佐々木マサ子、3位は10オーバーの二瓶綾子。ちなみに最下位の選手は39オーバーという成績だった。

さらに第2回大会は唯一のアンダーパー(6アンダー)をマークした樋口が、2位に8打差をつけて連覇を達成。最終的に第1回大会から4連覇を達成したことなどを見ても、まだまだ選手間のレベルの差が激しかったことが伝わってくる。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト