藍、我慢のプレーを続け7アンダー11位でフィニッシュ！

＜サントリーレディスオープンゴルフトーナメント　最終日＞◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,499ヤード・パー72)

　兵庫県にある六甲国際ゴルフ倶楽部で開催された、国内女子ツアー「サントリーレディスオープン」の最終日。6位タイからスタート宮里藍は、2バーディ・1ボギーとスコアを1つ伸ばしてトータル7アンダーでフィニッシュ。今季の国内3戦目の試合は11位に終わった。

　宮里は4番でバーディを奪うと、7番でもバーディを奪い前半で2つスコアを伸ばしてみせる。しかし、昨日同様パットがなかなか決まらず後半の13番でボギー。それ以降はスコアを伸ばすことが出来ず、トータル7アンダーで4日間の競技を終えた。

　「内容はすごく良かったが、前半の2番、5番でバーディパットが入らなかったので、流れに乗れそうで乗れなかった」とこの日のラウンドを振り返った宮里。だが「我慢してプレーできたので」と明るい表情も見せる。「4日間通して大きなミスもなかったし、自分のフィーリングは良かったので、良い形で終われたと思います」最後まであきらめず持ち前の丁寧なゴルフを続けた今大会。7年ぶりの2度の優勝こそならなかったが、大会ホステスとしての役割は十分に果たした。

　今後は米国メジャーなど大きな大会も控えているが宮里は「今の調子でいけば良いと思います。1つ、2つパッティングが決まってくれれば流れが変わるのでゴルフなので、あまり欲張らずに良い形でメジャーに入りたいです」と抱負を語った。

　優勝はトータル14アンダーのアン・ソンジュ(韓国)、1打差の2位タイは有村智恵と李知姫(イ・チヒ)(韓国)が入った。17位タイスタートの横峯さくらは、6連続バーディを奪うなどの猛攻を見せて、トータル9アンダー9位に終わった。