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夢は「アメリカで戦って世界一に」 笹生優花が日本でプロになった理由

夢は「アメリカで戦って世界一に」 笹生優花が日本でプロになった理由

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年8月16日 18時22分

優勝の喜びをバンザイで表す笹生優花
優勝の喜びをバンザイで表す笹生優花 (撮影:米山聡明)
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日◇16日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6710ヤード・パー72>

プロ転向後、これがツアー2試合目。ルーキー・笹生優花が最終日に圧巻のゴルフを続けた。前半からバーディを積み重ね、1イーグル・7バーディの大会コース記録タイ「63」をマーク。トータル16アンダーまでスコアを伸ばし、2位に4打差をつける圧勝でプロ初優勝をつかみとった。

超パワフル 笹生優花の超最新ドライバースイング【連続写真】

「もともと緊張するタイプで、試合中もずっと緊張していました。キャディさんと話して、自分のプレーに集中するようにしていました」。本人はこう話すが、そんなことを微塵も感じさせない異次元のゴルフで、スコアを伸ばし続けた。前半に5つスコアを伸ばしてあっさりとトップに立つと、そこからは後を追いかけてくる若林舞衣子との優勝争いを続けた。

勝利を決定的にしたのは16番パー5。持ち味の飛距離を生かして2オンに成功しただけでなく、それをピン2mにピタリと止める。そしてこのイーグルパットを流し込み、右手で2度ガッツポーズを繰り出した。ここで4打差にすると、あとは一人旅。さすがに最終18番のパーパットは「緊張でビビッてしまいました」と優勝を前にプレッシャーにも襲われたが、この数秒後、喜びを噛みしめた。

日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた笹生は、小学3年生の時に本格的にプロを志した。この時、生まれ育ったフィリピンから一時日本に移り住んでいた時期だったが、ゴルフ環境が良く、経済的にも負担の少ない故郷にこのタイミングで戻り、本格的に腕を磨いた。するとすぐに才能が開花。世界各地で大会に出場する、トップアマチュアとして名が知られる存在になった。

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