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黄金世代10人目の優勝者誕生なるか? 田中瑞希は大一番前に度胸満点「ワクワクの方が大きい」

黄金世代10人目の優勝者誕生なるか? 田中瑞希は大一番前に度胸満点「ワクワクの方が大きい」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年6月27日 17時17分

自身初の最終日最終組 田中瑞希は再開初戦でVなるか
自身初の最終日最終組 田中瑞希は再開初戦でVなるか (撮影:GettyImages/JLPGA提供)
アース・モンダミンカップ 3日目◇27日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622ヤード・パー72>

単独トップから出た“黄金世代”の田中瑞希が、「この2日間と違って耐えるゴルフでした」というラウンドながら、3バーディ・1ボギーの「70」をマーク。2位に3打差をつけるトータル11アンダーで首位を守り、初優勝がかかる最終ラウンドに向かう。

小柄な大砲! 田中瑞希のドライバースイング【連続写真】

前日までしっかりとピンに絡んでいたアイアンショットだが、この日は「セカンドショットでバーディチャンスにつく確率が低かったですね。それがスムーズにいかなかった理由」と、少しキレ味を落とした。1番パー5では、残り80ヤードの三打目を3mにつけて“おはようバーディ”を奪ったが、2番以降は「気持ちよく打てるバーディパットが無かったですね」とガマンの時間が続いた。

だが、ティショットが右のラフにハマり、セカンドは出すだけという状況になった10番パー4で、残り90ヤードの三打目をしっかりとピンにつけ奪ったパーが「大きかった」。続く11番で3パットのボギーを喫しても、「流れは途切れてないはず。1個(バーディが)来れば、流れに乗れるかな」と感じることができた。すると14番で5m、16番で7mを沈めるバーディを奪い、きっちりとリードを守り抜いた。

昨年はTP単年登録選手としてツアーに参戦。33試合中20試合で予選落ちを味わうなど、満足いく結果は残せなかった。その年の11月に3度目の挑戦でプロテストに合格したばかりで、最終日をトップで迎えるのは、自身初めてのこと。だが、そんな大一番を目前に控えても、「緊張よりも『どうなるんだろう』というワクワクの方が大きいです。(この後も)いつもと同じように過ごせると思います」と、ニコニコと答える度胸を備えている。

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