記者M:「はい!はい!はい! ギャラリーを大興奮の渦に巻き込んだ?」
記者A:「そう、この大会が“バーディ合戦”になることが多いということです。そして、これを裏付けるように、過去5年間の優勝者(4人)は全員その年の平均バーディ数トップ5以内に入っているのです。つまり、この大会は安定して“バーディを獲れる選手”が優勝に近づく。そうでないと、お話にならない戦いというわけです」
デスクT:「なるほど。ということは2019年の平均バーディ数1位の渋野日向子が優勝という予想か? いきなり初戦から渋野って、いくらデータに基づいているとはいえ、なんていうか…言いにくいけど……そのまんまじゃね?」
記者A:「最後まで聞いてください。私がそんな“大本命”を挙げると思いますか? 確かに渋野が同部門で1位なのは分かっています。むしろそれを知らない人がいたら記者失格でしょうが、実は…」
デスクT:「うんちくはいいから、結論を先に言ってもらってもいいかな?」