東京五輪が延期となったことも好材料だ。「(今年やったとしても)出られるであろう順位にいましたが、スイングを大きく変えたので、試合中止が相次ぐ中でオリンピックがあっても調整できなかったと思う部分があります。正直に言えば延期になってよかった。この1年で技術も体力も成長したい」と、いい意味で前のめりになりすぎずに状況を見つめることができている。
「焦ってもいいことがないと分かりました。試合勘を含めて徐々に上げていければいい」。調整不足は否めないが、心身ともに女王らしい余裕を持って開幕戦へと向かっていく。
