精度を重視してアイアンはシャープな「X FORGED」を使用している【写真】
女子ではドライバー、3W、5Wのウッドは3本で、ユーティリティは2本という選手が多いが、西村は7W、9Wのショートウッド2本を入れたウッド5本体制。ユーティリティは1本で、アイアンは6番からというセッティングになっている。ウッド5本は珍しいですねと聞くと、「5番アイアンは背が低いのもあって(150cm)、自分には打てないと判断しています。私は結構ショートウッドが好き。(アマチュア時代から)ずっとウッドは5本かもしれないですね。私は飛ばなかったのでショートウッドを打つ回数がすごく多かったんです。それでけっこう得意になっちゃいました」と西村は無邪気に笑う。
■ドライバーはつかまり顔の「サブゼロ」を選んだ
ドライバーはマーベリックシリーズの「サブゼロ」、フェアウェイウッド4本は同シリーズの「マックス」を使う。比較をすると、「サブゼロ」はやや小ぶりのアスリートモデルで、「マックス」はやさしさ重視のモデル。なぜ同じモデルで統一しないのだろうか?
「3Wが上がらなくてつかまらなくて、すごく苦手なんですけど、マックスはやさしく上がってくれるんです。最初に打ったときにビックリしましたね。ドライバーは最初にスタンダードを試して、サブゼロでしっくりきたのでマックスは打っていません。サブゼロの方が少し小ぶりで、つかまりそうな感じがするんです。私はドローヒッターなので、少し閉じて見える顔の方が好きなんです」