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西村優菜はウッド5本体制で飛距離をカバーする「私はショートウッドが好きなんです」

西村優菜はウッド5本体制で飛距離をカバーする「私はショートウッドが好きなんです」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2020年5月4日 07時37分

西村のセッティングはウッドが5本でアイアンは6番から(写真:相田克己)
西村のセッティングはウッドが5本でアイアンは6番から(写真:相田克己)
西村優菜は2000年生まれの19歳。昨年のプロテストで一発合格。QTでは21位に入り、今季のレギュラーツアーの出場権を掴んでいる。アマチュア時代は同学年の安田祐香、古江彩佳らとともにナショナルチームの一員として活躍した“プラチナ世代”の1人だ。そんな西村のクラブセッティングとは?

精度を重視してアイアンはシャープな「X FORGED」を使用している【写真】

女子ではドライバー、3W、5Wのウッドは3本で、ユーティリティは2本という選手が多いが、西村は7W、9Wのショートウッド2本を入れたウッド5本体制。ユーティリティは1本で、アイアンは6番からというセッティングになっている。ウッド5本は珍しいですねと聞くと、「5番アイアンは背が低いのもあって(150cm)、自分には打てないと判断しています。私は結構ショートウッドが好き。(アマチュア時代から)ずっとウッドは5本かもしれないですね。私は飛ばなかったのでショートウッドを打つ回数がすごく多かったんです。それでけっこう得意になっちゃいました」と西村は無邪気に笑う。

■ドライバーはつかまり顔の「サブゼロ」を選んだ

ドライバーはマーベリックシリーズの「サブゼロ」、フェアウェイウッド4本は同シリーズの「マックス」を使う。比較をすると、「サブゼロ」はやや小ぶりのアスリートモデルで、「マックス」はやさしさ重視のモデル。なぜ同じモデルで統一しないのだろうか?

「3Wが上がらなくてつかまらなくて、すごく苦手なんですけど、マックスはやさしく上がってくれるんです。最初に打ったときにビックリしましたね。ドライバーは最初にスタンダードを試して、サブゼロでしっくりきたのでマックスは打っていません。サブゼロの方が少し小ぶりで、つかまりそうな感じがするんです。私はドローヒッターなので、少し閉じて見える顔の方が好きなんです」

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