目下の課題はスイングの微調整。このオフにトレーニングとスイング改造の成果によって20ヤード飛距離が伸びたが、「まだ方向性が上手くいかない」と安定感にかける状態だからだ。「インパクトまでの体重移動が上手くいかないから、曲がってしまう。股関節にうまく体重を乗せることができてません。それをスムーズに行うためのスイング調整を多めに取り組んでいます」。試合が中止になっていることを前向きにとらえ、じっくりと自分の型を作っているという。
最後に今季の目標について「20年と21年シーズンが一緒になりましたが、なんとかシードを獲りたいです。そのなかで初優勝ができたら最高ですね」と語ったユウティン。イレギュラーなシーズンにもモチベーションを落とすことなく、プロテスト合格後では初めて立つレギュラーツアーのティエリアに向け調整を続けている。