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パー5でスコアを作るティショット思考法 NEC軽井沢の16番ホールは勉強になる【プロキャディからの助け舟】

パー5でスコアを作るティショット思考法 NEC軽井沢の16番ホールは勉強になる【プロキャディからの助け舟】

配信日時:2020年5月26日 15時00分

■スコアアップのコツは『パー5のティショット』
もう一つ『プロのプレーでスコアアップの参考になる部分』を聞いてみると、「パー5が重要ですが、ティショットにプロとアマとで大きな差があると思います」と話してくれた。

「ティショットと2打目は100%の力で振っているのに、3打目で距離を合わせようとして急に50%と力の配分をすることは、人間の体では難しいと、片山晋呉プロが以前話していたと聞いたことがあります。実際にギリギリの2オンを狙う場合は別として、パー5のティショットを100%で打つプロはほとんどいません。プロですらそうなのですから、距離を逆算して、ティショットから70〜80%で3回打てる番手を選ぶとスコアアップにつながると思います」

小谷氏がプロのパー5の攻め方として「参考になると思います」と挙げたのが、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が行われる軽井沢72ゴルフ 北コースの16番。480ヤードの打ち下ろしで、グリーンの前にはクリークが流れていることもあり、これが2オン狙いの行く手を阻むホールだ。

「全体的にスコアが出る大会のなかでも特に易しいホール。選手はみんなこのホールでバーディを獲らないと勝てないことは分かっています。飛距離の出る選手はガンガン2オンを狙いますが、最初から3打目勝負にかける選手もいます。バーディを獲らないといけないなかで、それぞれの選手がどうやってティショットから攻めていくのか。自分だったらどうするかな、と照らし合わせてみると、自分のプレーにもすごく生きてくると思いますよ」

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