勝みなみがJLPGA主催の“リモート会見”で心境告白 「1試合でもいいからできたら…」

日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は20日（水）、勝みなみのリモート会見を開催。元気な姿で登場した勝が、メディアの質問に答えた。

“youtuber”勝みなみの動画撮影風景

本来であれば勝は、22日（金）に開幕予定だった「中京テレビ・ブリヂストンレディス」にディフェンディングチャンピオンとして参戦するはずだったが、国内女子ツアーは3月の開幕戦から18試合の中止が発表。いまだ開幕も見えないなかで、現在の思いを明かした。

昨年は同大会2日目に「62」のベストスコアをマーク。最終日は「72」にとどまったが、見事にプロ転向後2勝目を挙げた。さらに、この優勝で世界ランキングもトップ50入りし、翌週の「全米女子オープン」出場も決めた思い出の大会。「優勝はしたけど最終日に伸ばせなかったというのもあって、そこだけ悔いが残っていました。今年はやりたかったです」と、タイトル防衛のチャンスが消えたことには残念な表情を見せた。

新型コロナウイルス禍で世界中のプロゴルフツアーが休止状態だったが、先週は韓国女子ツアーがメジャー大会から開幕した。「どこかのスポーツが始めないと先に進まない。ゴルフは注目されているスポーツでもあると思うので、（再開は）いいことですし、日本も始まってほしいなと思います」と神妙に答えた。

現在は東京で暮らす勝だが、「意外と生活に変わりはなくて、オフのような感じ。トレーニングで体をつくったりしています。こういう時期なので、スイングのこととかもチャレンジできるので、あまり一人で考えこむというようなことはありません」と、制限が多くなっている時間のなかでも、前向きに進むことができている。