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小祝さくらは“らしさ全開”(?)のマイペース調整 「家は動かなくていいので楽ですね(笑)」【プロは今何してる?】

小祝さくらは“らしさ全開”(?)のマイペース調整 「家は動かなくていいので楽ですね(笑)」【プロは今何してる?】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年5月20日 12時00分

これが小祝さくらの1日 練習がしやすい環境で過ごしている(写真:本人提供)
これが小祝さくらの1日 練習がしやすい環境で過ごしている(写真:本人提供)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内ツアーは男女ともにいまだ開幕の見通しが立っていない。そんななか、プレーする場を失っている選手たちも、様々な思いを抱えながら今を過ごしている。今回は、昨年の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」でツアー初優勝を挙げた小祝さくらに、リモート取材で話を聞いた。

小祝さくら、現在のトレーニング風景 おうち生活でもマネできます【動画】

ツアーに本格参戦を果たした2018年、さらに優勝した19年と2年連続で賞金ランクは8位。安定した成績を残し続け、すっかりツアーの中心選手へと成長した小祝は、現在、生まれ故郷の北海道で開幕を待っている。もちろん、まったく“制約”がないわけではないが、ラウンドや練習場でしっかりとボールを打てる環境に身を置いている。「コースでは、人と会うことはあまりないですね。コースの人も『プレーする人は(普段よりも)少ない』と言っているくらいです。練習場でも接近して誰かと話す、ということもありません」。

またトレーニングに関しても、知り合いが持つ室内練習場を借りて、しっかりと体づくりができている。「そこは他の人が入ることもないですし、練習器具もあります。北海道にもトレーニングを見てもらっている人もいるので、不安なくできています」。体調ももちろん「問題ありません」。現在の練習の満足度も「85%くらい」と、充実した“延期期間”を過ごせている。

本来の開幕戦だった「ダイキンオーキッドレディス」の中止が決まった後は、師事する辻村明志(はるゆき)コーチのほか、上田桃子、吉田優利ら“辻村一門”で宮崎合宿も行った。その後は普段から拠点とする千葉県で過ごした時期もあったが、「開幕まで長引きそうでしたし、こういう状況でも芝から打てて、練習環境が整っている北海道に4月の上旬に戻りました」。そして現在は練習と実家を往復する毎日だ。

その1日を見てみると、「試合がある時よりも朝はゆっくりです」と、だいたい8時頃に起床。そこから朝食をとり、練習に入る。トレーニングを見てもらう日は、夕方から体づくりを2時間キッチリと行い、そして夜は“自由時間”に充てている。現在、ゴルフ面で取り組んでいることとしては「下半身をしっかりと使ったスイング」と、「主にウェッジの打点の修正。フェースの溝の上で打っていたのを、下で打つようにして、距離感を合わせています」というポイントを挙げた。

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