ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内女子ゴルフ JLPGAツアー

ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

2試合中止の問題点と、その間にできること【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

2試合中止の問題点と、その間にできること【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2020年3月3日 19時00分

女子プロたちが始めたインスタグラム『ladygo.golf』より
女子プロたちが始めたインスタグラム『ladygo.golf』より
女子ツアーの開幕から2試合が中止になった。言うまでもなく、新型コロナウイルスの感染が広がっているからだ。

私服姿の成田美寿々ら、女子プロの姿にファン歓喜【写真】

華やかに女子ツアーの幕を開けるはずだったダイキンオーキッドレディスが中止となり、2戦目の明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメントもこれに続いた。ダイキンは当初、プロアマと前夜祭の中止と無観客試合として行うことを2月19日に発表。その後も状況は悪化し、26日の政府声明で中止を決めた。「大規模なスポーツ、文化イベントは、今後2週間程度中止か延期、縮小するよう求める」というあれだ。その2日後、28日に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は「政府の国家的課題として感染予防に取り組む強い姿勢を重く受け止め、最大限の協力の観点から」と、その理由を語っている。第2戦中止の報は、その3日後、3月2日にもたらされた。理由は同様だ。

クルーズ船ダイヤモンドプリンセスの乗客たちの例を出すまでもなく、明らかに日本政府はウイルス対策の“初動”で失敗している。2月24日に厚生労働省が「拡大するか収束するかはここ1〜2週間が瀬戸際」と声明を出したのがお笑い種なほど、後手後手で、しかも場当たり的な対策。それをあおる大手メディア、振り回される国民…。そんな図式がとっくにできあがっている。

だが、腐っても政府。後手後手でも、場当たりでも、その発表や声明が、何かを決める指針となることは、想像以上に多い。事実、JLPGAはそれを受けて大会中止を発表している。

「人が集まることでウイルス感染が広がるからイベントを中止する」こと自体は、状況からしてまちがっていない。ゴルフのプレーそのものは、都内で動いているよりよほど風の通る解放された空間だから、安全だ。それでも、イベントをすれば多くの人が集まる。無観客試合であっても、それなりに人が集まるから、との判断もあるだろう。

関連記事

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト