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直近3試合で2度のトップ3 菊地絵理香、今季の不振と復調の理由【辻にぃ見聞】

直近3試合で2度のトップ3 菊地絵理香、今季の不振と復調の理由【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年10月15日 17時00分

■TOTOに間に合わせられる実力者
それでも、この3週間で1000万円を超える荒稼ぎ。賞金ランキング30位まで順位を上げて、今週の「富士通レディース」終了時の35位以内に付与される11月の日本で開催される唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦「TOTOジャパンクラシック」の出場権をグッと引き寄せた。

「スタンレーは当初は出場しない予定だったと聞きました。ですが、出場を決めてしっかりと上位に入ってフィニッシュしました。グリーンが小さくて固くて速い利府ゴルフクラブ、アップダウンが激しい東名カントリークラブと相性が良いコースでトップ3に入るというのはさすがという他ありません。もちろん、TOTOの出場権が絡む秋口に向けて調子を上げてきたことも言わずもがなです」

出場圏内に食い込めたのはもう一つ理由があるという。「ショットもダメ、パターもダメ。そんななかでも菊地さんが少しずつでも賞金を加算できたのはアプローチの上手さにあります。シンプルな動きのピッチエンドランがとても上手い。そういった“技術のあるゴルファー”だからこそ大崩れをしません」。現在のパーセーブ率は7位。アプローチというセーフティネットが、最悪の状態を阻止している。

ここからさらに成績を出すのでは、と辻村氏が紡ぐ。「これから秋が深まっていきグリーンがしまってくる。そうなれば菊地さんの出番です。特にコンパクションが出てくるマスターズGCレディースあたりは面白そうですね。しっかりと賞金を加算して13年から出続けている最終戦の出場を決めるのではないでしょうか」。最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場資格はシーズンの優勝者か前週までの賞金ランキング30位。調子の良いショットで早々に決めてしまいそうだ。

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。

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