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元世界1位のアプローチ妙技に目をパチクリ 「習得するまでに何年もかかりますよね…?」【きのうのシブコ節】

元世界1位のアプローチ妙技に目をパチクリ 「習得するまでに何年もかかりますよね…?」【きのうのシブコ節】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年10月4日 10時59分

何気ない会話や質問に対する回答がウィットに富んでいて、会見を開けば日本のみならず海外記者をも爆笑させた“渋野節”。帰国してからも、毎日のように新たなシブコ語録を生み出している。「日本女子オープンゴルフ選手権」でもその“切れ味”が衰えることはない。

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予選ラウンドを同い年の畑岡奈紗、前年覇者のユ・ソヨン(韓国)と回る渋野日向子。初日には元世界1位・ソヨンの技術に目を丸くした。

まずは17番パー4。ここでソヨンのセカンドショットが、砲台グリーン左の深いラフにこぼれた。ピンは左エッジから3ヤード。一見すると『絶対に寄らないだろう』と思うような位置だ。しかし、ここからソヨンは妙技を披露。クラブヘッドをぶつけるだけで、フォローを取らないアプローチを見せた。するとカラーで跳ねたボールはカップ方向に転がり、1mの位置にピタリ。これを難なくパーセーブした。このプレーに渋野も仰天。「17番のあれは、私にはできない。練習しようと思いました」と感化されたようだ。

だが、驚きの光景はまだ終わらない。続く最終18番パー5の3打目。ピンまで残り40ヤードほどのファーストカットでウェッジを握ったソヨンは、フェース面を変えず、ロフト角通りに低く打ち出した。このボールはランでカップをかすめるナイスアプローチとなった。

ピンが手前に切られている状況で、エッジからカップの距離も短いため、グリーン上でランを出すのは難しい状況。高い球で手前に落とすのが正攻法とも言えそうだが、ソヨンはそこでランを出す判断を下し、見事に成功させた。

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