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同じロフトならUTよりもウッド!?鈴木愛も入れる7番ウッド活用術【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

同じロフトならUTよりもウッド!?鈴木愛も入れる7番ウッド活用術【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年9月11日 08時27分

鈴木愛も7番ウッドをうまく活用している
鈴木愛も7番ウッドをうまく活用している (撮影:岩本芳弘)
一般アマチュアゴルファーは、同じ40m/s程度というヘッドスピードが近い理由で女子プロを参考にした方が良いと言われているが、参考できるのはスイングだけではない。女子プロたちも我々アマチュアと同じように「球が上がらない」など多種多様の悩みを抱えていて、それを矯正しているのは、スイングだけでなく14本のクラブたちなのである。

渋野日向子の開幕時の14本がこれだ!

そこで、女子プロたちがクラブセッティングにしている、ちょっとした工夫=スパイスをピックアップ。クラブ選びの参考にしてきたい。今回は鈴木愛の7番ウッド。

鈴木はコースに合わせて3番、5番、7番ウッド(全てPING『G410フェアウェイウッド』の14.5度、17.5度、20.5度)のうち2本を入れるセッティング。UTは基本的に同じ2本(『G400ハイブリッド』の22、26度)を入れている。

『G400ハイブリッド』は3Uが19度、鈴木が入れている4Uが22度。つまりちょうど良いロフト角のため7番ウッドを入れているという見方もできるが、そこはプロのクラブ対応。要望があれば20.5度のUTを組み上げることも簡単だ。つまり20.5度のクラブは、UTではなくウッドを選んでいるのが鈴木流だ。

その理由について鈴木は「(7番ウッドと同じロフトに該当する)3UTだとちょっと滑る感じがありますし、球が上がりません。だからグリーンで止まらない。4UT、5UTはボールを上げられるのですが。なので、7番ウッドを使用しています」と話している。

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