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番手で選ぶな、五感で選べ! 宮田成華は7番アイアン2本で距離の階段を調整【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

番手で選ぶな、五感で選べ! 宮田成華は7番アイアン2本で距離の階段を調整【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年8月14日 06時55分

宮田成華のアイアンに一工夫
宮田成華のアイアンに一工夫 (撮影:上山敬太)
アマチュアゴルファーは女子プロのスイングを参考にした方が良いと言われている。なぜなら女子プロの平均的なヘッドスピードは、一般的な男子アマの平均値と同じ40m/s程度だからだ。

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だが、本当に参考できるのはスイングだけだろうか。女子プロたちも我々アマチュアと同じように「球が上がらない」、「スピンがかかりすぎてしまう」といった多種多様の悩みを抱えていて、それを矯正しているのは、スイングだけでなく14本のクラブたちなのである。

そこで、女子プロたちがクラブセッティングにしている、ちょっとした工夫=スパイスをピックアップ。クラブ選びの参考にしてきたい。今回は宮田成華の7番アイアン。

165cmの長身とツアープロコーチも賛辞を送るスイングから繰り出される飛距離の出るショットが持ち味の宮田。なかでも球の高さはツアーでも有数で、日本では数少ない“上からグリーンに落とせる”選手である。

だが、球が高いがゆえの弱点があった。それはアゲンストの時にUTで打った球が風に負けてしまうこと。特にパー3でのティショット時に苦戦する傾向があった。「UTをもともと3本入れていたのですが、高い球を打とうとしたときに元々球が高いので上に吹けてしまうことがありました。特にティアップしたときに出やすかった。それがずっと課題でした」と宮田はいう。

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