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取り戻した最高のスマイル 渋野日向子は「めっちゃ早い(笑)」2カ月で2勝目

取り戻した最高のスマイル 渋野日向子は「めっちゃ早い(笑)」2カ月で2勝目

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年7月7日 18時37分

渋野日向子がアネッサのように輝いた!
渋野日向子がアネッサのように輝いた! (撮影:米山聡明)
資生堂 アネッサ レディスオープン 最終日◇7日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6513ヤード・パー72>

雨が降り注いでも、笑顔という太陽が辺りを照らした。渋野日向子が、イ・ミニョン(韓国)とのプレーオフを制してツアー2勝目。黄金世代では畑岡奈紗、勝みなみに続く複数回優勝を達成し、満面の笑みを咲かせた。

渋野日向子さらに大躍進!ドライバースイングも豪快!【連続写真】

風速8.8m/sの強風に、時おり降る強い雨。2打差を追いかけてスタートしたが、バーディを先行させたもののすぐにボギー。折り返してからもボギーが重なるが、首位を走るライバルは淡々とパーを重ねる。バーディを奪っても、相手もバーディ。つけいるスキどころか、4打差まで離された。

そんな悪い流れを一変させたがのが、この日最高の難易度を誇った15番。渋野はパーオンしたものの、バーディパットは15m。スネークラインで上って下り。「長かったのでパーンと打って寄ってくれればと思っていました。ただ、今日は10m以上がショートしていたので必ずオーバーはさせようと思っていました」。このパットがそのままカップに吸い込まれ、この日2人しかいないこのホールでのバーディを奪取。対するミニョンは3オン3パットのダブルボギーで一気に一打差に迫った。

勢いそのままに17番でもバーディを奪ってプレーオフに持ち込むと、1ホール目でミニョンがバンカーにつかまるなどダブルボギーとなるなか、渋野は「オフにたくさん練習したフェースを開いてフワッと浮かせるアプローチ」でパーをセーブ。ツアー最強のショットメーカーとのマッチレースに競り勝った。

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