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スタート時「今日はやばいな」と思いましたが… 新垣比菜が“ワンポイント修正”で1打差好発進

スタート時「今日はやばいな」と思いましたが… 新垣比菜が“ワンポイント修正”で1打差好発進

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年6月13日 18時35分

宮里藍 サントリーレディス 初日◇13日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6511ヤード・パー72>

2週前に行われた海外メジャー「全米女子オープン」を34位タイで終えた新垣比菜が、日本ツアー復帰戦となる「宮里藍 サントリーレディス」で7バーディ・1ボギーの「66」をマーク。3試合ぶりの国内ツアーで、6アンダー・単独2位と好発進した。

メイクも変わり…大人になった新垣比菜のドレス姿

午前組の10番からスタートした初日。上がった時のスコアこそ上々といえるものだが、苦しい立ち上がりだった。10〜15番はパーとしたものの、16番で先に出たのはボギー。調子も悪く、「ドライバーもアイアンも当たらないし、よくない出だし。『今日はやばいな…』と思いました」と、大崩れのラウンドも覚悟した。しかし、17番ですぐにバーディを奪い返すと、18番では10mの下りフックのバーディパットを沈め、ここで流れが好転した。

そこからは、あれよあれよとバーディを積み重ねる展開。そして、18番のセカンドショットで、この日のラウンドを左右する“閃き”があった。この時の状況は、打ちおろしでつま先下がりのライ。意識的に右足を固定しショットを放つと、そこまでの“当たらない”という悪いイメージが一掃された。「この後はテークバックの時に、右足をしっかり固定するイメージでスイングしました。悪い時は、右足が流れるクセはあると思います」。これが後半奪った5バーディのカギになった。

ウェイティング1番手だったものの、出場権が下りてきたことで手にした全米女子オープンを終え、今週から復帰。「1番出たかった」と話していた海外メジャーの舞台は、やはり勉強の場にもなったようで、「私はアイアンショットにスピン量があまりないので、(米国の)硬いグリーンだと走りすぎてオーバーしてしまう。スピンをかけるショットは必要かなと思いました」と課題を持ち帰ってきた。「雰囲気は楽しかった」という4日間を終え、“早く米ツアーに挑戦したい ” という気持ちが強まったことも明かした。

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