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クラブ契約→フリー→クラブ契約 岡山絵里の選んだ道

クラブ契約→フリー→クラブ契約 岡山絵里の選んだ道

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年3月4日 18時48分

岡山絵里、頼れる相棒とともに2019シーズンへ挑む
岡山絵里、頼れる相棒とともに2019シーズンへ挑む (撮影:佐々木啓)
2016年までメーカーと契約していたものの、17年からはクラブ契約フリーとなり、様々なクラブを使いながら、18年に念願のツアー初優勝を掴んだ岡山絵里。そんなショットメーカーが19年、スリクソンとクラブ契約を結んだ。

岡山絵里のスイングに見る、“大きなフォロー”を作るポイント【連続写真】

メーカー契約から一転フリーとなった選手が、もう一度クラブ契約を結ぶという異例の流れ。それには2つの理由があったという。

一つ目がスリクソンの新しいドライバー『Z785』が思った以上にフィットしたこと。「本当にハマりました。スリクソンのアイアンは元々好きでフリーのときから使っていました。ただウッドは別のを使用していたんです。ですが、『Z785』にしたら、初速がすごく速くなって、球が散ることがなく、まとまるようになった。球自体も強くなりました」。アイアンだけでなくウッド系も使用。ほとんどのクラブがスリクソンとなったことを、まず理由として挙げた。

もう一つは「良いクラブを求めるのは、キリがないなと思いました」とフリーの宿命というべき理由。「元々そんなにクラブを替えるタイプじゃなかった。それに私は口がうまい方じゃないし、たくさんしゃべるタイプでもない。そう考えたときに、どこかメーカーに身を置いて、同じスタッフと試合ごとに色々話しながら調整していって、自分のクラブを作っていく方がいいなと思いました」。無限ともいうべきヘッドとシャフトの組み合わせを考えるよりも、信頼できるメーカーと自分だけのクラブを作っていく。そちらのほうが性に合うと考えた。

19年の目標は複数回優勝。「そのためにも、去年は怪我が多かったので、持病の腰痛とうまく付き合っていきたい。あとはパッティングの精度を高めていきたいと思います」。新シーズンはメーカーと二人三脚でキャリアハイを目指していく。

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