業界のこれまでの“常識”にとらわれず、新規ゴルファーを増やし、ゴルフから離れてしまう人をできる限り少なくすることは、ティーチングにかかわる者すべての使命でもある。それを考えると、ゴルフを教えるという仕事をしようとする女性の選択肢が増えるのは歓迎すべきこと。
PGAオブ・アメリカでは、女性会員は当たり前のようにいるし、多くのclassfication(部門)が設けられている。さらに、現在のスージー・ウェーリー会長は初の女性会長と、日本のはるかに先を行っている。日本のゴルフ界も小さな縄張り意識にとらわれず、広い視野をもって議論し、協力すべきところはして、発展していくべきだろう。(文・小川淳子)