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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】PGA女性会員受入れが持つ意味

【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】PGA女性会員受入れが持つ意味

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年2月5日 17時51分

女性会員の受け入れをスタートさせるPGAの倉本昌弘会長(左)と小林浩美LPGA会長
女性会員の受け入れをスタートさせるPGAの倉本昌弘会長(左)と小林浩美LPGA会長 (撮影:ALBA)
女子プロゴルファーが多様化する!?日本プロゴルフ協会(PGA=倉本昌弘会長)が、積極的に女性会員を受け入れることを明らかにした。正式には3月の社員総会を経てからのことになるが、すでに1月の理事会を通過しており、実現するのは時間の問題となっている。

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実は、PGAの定款では、会員を男子に限定していない。そもそも、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は1967年(昭和42年)にPGA女子部として発足。その後、74年(昭和49年)に独立している。だから女子部があった頃のPGAには女性会員がいたことになる。その後も会員を男子に限ることなく、今日に至っている。面倒な定款変更の手続きを経ることなく、女子を受け入れることができるというわけだ。

しかし、LPGA発足後は、女子が入会することなく、男子、女子が別々に活動を行ってきた。しかし、ここへきて倉本会長主導のもと、女性会員を積極的に受け入れる方向性を打ち出した。その裏には、PGA会員の高齢化と減少という切実な事情がある。

公益法人化以来、ツアー部門とティーチング部門を二本柱にしてきたPGAだが、99年にツアー部門が分離、独立。現在の日本ゴルフツアー機構(JGTO)となった。PGAはシニアツアーと「日本プロゴルフ選手権」以外はティーチングを中心とした団体となった。しかし、PGA会員以外のティーチングプロも増えており、PGAとしての色を出す必要がある。その一環が女性会員受入れというわけだ。PGAに対して「女性にレッスンしてほしい」という要請もあるのに、現在は断らざるを得ないという状況もある。

当初は「LPGA会員以外の女性が対象」(倉本会長)と、LPGAに対して気を使ってはいるが、やがてはそれも変わってくるだろう。ツアーを目指す者もプロテストに受からないとQTが受けられなくなったことや、資格取得までに時間がかかることなど、LPGAからこぼれてくる女子プロ候補は多い。受け皿としてのニーズは十分にあるというわけだ。

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