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「落ちるところまで落ちた」堀琴音の今シーズン 原因はオフのトレーニング

「落ちるところまで落ちた」堀琴音の今シーズン 原因はオフのトレーニング

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年11月16日 16時54分

シード陥落となった堀琴音 ファイナルQTで意地を見せられるか
シード陥落となった堀琴音 ファイナルQTで意地を見せられるか (撮影:上山敬太)
大王製紙エリエールレディスオープン 2日目◇16日◇エリエールゴルフクラブ松山(6525ヤード・パー72)>

昨年の賞金ランク21位から一転、今年は同113位と最後まで苦しいシーズンを過ごした堀琴音。勝たなければ最終戦となる「大王製紙エリエールレディス」でもトータル4オーバーで予選落ち。来季の出場権をかけたファイナルQTへと進むこととなった。

生き残りをかけた争い 第2ラウンドの模様を特選フォトで振り返る<女子LIVEフォト>

平均ストロークは72を大きく上回る74.8334。「落ちるところまで落ちた」というシーズンとなってしまった理由はオフにあった。「体を大きくしようとトレーニングをして、スイングのバランスが悪くなってしまった」。気づいたときには時すでに遅し。「そのスイングをシーズン中に直せずズルズルやってしまった。1つ狂ったものは、中々直せない現実を目の当たりにしました」と振り返った。

そんな1年の中で数少ない収穫は、7月から原江里菜福田真未らを教えるプロコーチの森守洋に師事したこと。「大きな転機でした。8月のCATレディースでプチ優勝争いみたいなのができて、やっていることが間違ってないとすぐに自信が持てた」。復活への光が見えただけでなく、そこまでのマイルストーンも明確となった。「コーチとはQTまでにどうしよう、来季に向けてオフはどうしよう、といったことをすでに話せています。なので、前向きに取り組むことができています」と今は不安を払拭できている。

まずはその第一段階であるファイナルQT。一先ず「今のゴルフをしていれば大丈夫」というほどのゴルフの調子までは持ってこられた。あとは精神面。「QTは精神的につらいもの。どれだけ冷静にできるかが勝負。気合いでいくのみです。底力を出したい」と決戦に向けて言い聞かせるように自分を鼓舞した。(文・秋田義和)

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