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「メジャーよりもプロテストの方が緊張」 丹萌乃はビッグタイトルで正会員の道を切り開く

「メジャーよりもプロテストの方が緊張」 丹萌乃はビッグタイトルで正会員の道を切り開く

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年9月28日 19時57分

優勝戦線浮上の丹萌乃 未来を切り開く大好機を迎える
優勝戦線浮上の丹萌乃 未来を切り開く大好機を迎える (撮影:村上航)
<日本女子オープンゴルフ選手権 2日目◇28日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>

8月に行われたステップ・アップ・ツアー「山陰合同銀行 Duoカードレディース」でプロ初優勝を挙げた丹萌乃が、前日の「68」に続き、この日も「69」と好ラウンド。首位と2打差のトータル7アンダー・2位タイで決勝ラウンドに向かう。

【写真】激闘の日本女子OP 大会2日目を振り返る

濃霧の影響でスタートが遅れたこともあり、夕暮れ間際まで熱戦が続いたこの日の千葉CC野田C。この日一番最後となる40組目にスタートした丹は、「一緒の組の選手と『ギリギリかなー』って話をして、後半は走りました」とバタバタのラウンドとなった。

しかし、プレーはその焦りを感じさせないもの。前半の15番で左奥4mを沈め、この日初バーディを奪うと、後半6番で1m、7番で3mを決めてスコアを伸ばす。最終9番ではピン手前6mのフックラインを読み切りバーディ締め。4バーディ・ノーボギーで、畑岡奈紗ユ・ソヨン(韓国)と並ぶ2位タイへと順位を上げた。

21歳の丹は、TP単年登録でツアーを戦う。これまで4度のLPGAプロテスト受験を重ねたが、いずれも最終まで進みながら、つまづいてきた。さらに今年は初挑戦時の2015年以来となる1打及ばずでの不合格。プロテストの厳しさを、身をもって知る丹だからこそ、こんな言葉も口をつく。「メジャー大会よりもプロテストの方が緊張します」。トーナメントでの優勝争いは「楽しい。カットラインを気にするより、上位にいるほうがやる気もでます」と笑顔で話すが、プロテストについては「怖さを知っているから、プレッシャーがかかります」と表情も少しこわばる。

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