早く社会に出て経験を積むのも、学生として見聞を広めてから自立するのも、個人の自由であり、保護者も含めた状況次第なのはいうまでもない。新しい経験を積むのに「遅すぎる」ということもない。しかし、年齢を重ねた大人なら、誰もがわかっていることが1つだけある。それは「若いころの感性、体力でなければ吸収できないものがある」ということ。今回、米QTに挑んだ者たちは、結果がどうあれ、この先、どんなことがあろうとも、ここで得たことを糧にすることができる。QTの舞台でゴルフをした時間だけでなく、それに伴うすべてのことを。それが人生だし、ゴルフとは限りなく長い間、その財産を得る手段になるスポーツなのだから。(文・小川淳子)