日本女子オープンゴルフ選手権 最終予選最終日 フォトギャラリー
米女子ツアーQTは、今年からシステムが変わり、第2ステージの上位15〜25人(不確定)が昨年までのファイナルにあたるQシリーズと呼ばれる舞台に立つことができる。シード落ち組や下部ツアーのシメトラツアーからの選手に加え、世界ランキング、全米学生ランキングのそれぞれ上位選手なども含めた108人が、ここで激突。8ラウンド144ホールの長丁場を経て、最低45人が2019年のツアー出場権を獲得する。
年齢的には、ファースト、セカンドステージのみ17歳以上、昨年までのファイナルに相当するQシリーズには、2018年12月31日までに18歳になるという条件がある(15歳以上なら、LPGAに申し立てて認められればこの限りではない)。
8人もの日本人選手が挑んだ裏には、この制度変更の影響もあるだろう。日本でも、来年から、今年までは基本が18歳以上だった年齢制限が1歳繰り下がり、高校在学中にプロテスト受験ができるようになるが、同時にLPGA会員にならないとQTを受けられない(移行期間あり)という変更も行われており、解放されていた門戸が、逆に閉じられる傾向にあり、そこを気にする者も少なくない。
男子以上に身体的成長が早い女子の場合は特に、肉体的なピークが10代に来る。ゴルフは、体操や水泳、陸上など、身体能力がそのまま、影響する競技ではないが、それでも、ジュニアたちの「早くツアーで戦いたい」という気持ちは、年々、ヒートアップしている。