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打つ直前に本番想定の“ブンッ” 柏原明日架が伝える素振りの大切さ「振るための筋肉がほぐれる」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】

夏にぶっ飛ばせ!! ALBAは、7月に全メディアで『飛ばしフェス』を開催。ゴルファーにとって永遠のテーマであり、ロマンでもある飛距離を伸ばすためのコンテンツを次々とお届けします。ALBA.Netでは男女ツアープロに聞く、飛ばしのワンポイント講座を掲載。これを読めば、“飛距離アップ”間違いなし! ぜひ、お試しあれ!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月23日 17時00分

柏原明日架は素振りの大事さを強調した。
柏原明日架は素振りの大事さを強調した。 (撮影:福田文平)

間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は通算2勝の柏原明日架。

【連続写真】イメージは“抜刀”? 柏原明日架に学ぶドラテク



プロ2年目の2015年に初シードを獲得した柏原は、ドライビングディスタンスの計測が始まった17年以降、毎年のように240ヤード以上を記録。23年は247.19ヤードで終えている。ツアー屈指の理論派としても知られており、そこで飛ばしのコツについても聞いてみた。

すると返ってきた答えは「素振りをちゃんとすることですね」。柏原のいう素振りとは、実際のラウンド中に、ボールを打つ直前に行う素振りのことだ。プロの中には素振りをしないまますぐにボールを打つ人もいれば、スイング軌道の確認をするイメージの素振りをしてから打つ人もいる。

柏原が勧めるのは、「本番を想定してブンって力強く速く振ることですね」。そうしてから実打に入る。「ボールを打つ前の“1打”として練習の意味もありますし、ボールを目の前にしても合わせる意識が薄れます。そして何より、振るための筋肉を一度動かしているので、ほぐれてしっかり振れますよね」。当てにいく意識が薄れて、筋肉もスムーズに動くけば、確かにミート率は上がりそう。

ラフやアプローチなど、感覚やイメージを出すために素振りを入念にする人は多いが、ドライバーを持つとそこまで力を入れて素振りをする人は少ない。「自分のルーティンのワッグルとか入れながら、本番を想定した素振りをやるのはいいと思います。ただ何回もやるとスロープレーになるので、1回だけ“ブン”って振ってみてください」。一度スイングの筋肉を動かしておくと、自身のポテンシャルをきっちりと発揮しやすくなりそうだ。

イベントもやります! 飛ばしフェスの全貌はこちらでチェック!

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