昨年12月23日にS状結腸がんのため死去したジャンボこと尾崎将司(本名:尾崎正司)さんのお別れ会が16日、都内のホテルで開かれた。式典には発起人代表の青木功ら約1000人が参列。まな弟子の佐久間朱莉、木戸愛、泉田琴菜、小林夢果らも出席した。
尾崎さんは晩年、後進の指導に尽力した。2015年から原英莉花を指導し、18年には自らの名前を冠した「ジャンボ尾崎アカデミー」を設立。西郷真央と佐久間朱莉はその1期生になった。これまで数多くのジュニアを指導し、輩出。指導者としての手腕を発揮した。
中学時代から9年間指導を受けた佐久間は昨シーズン、国内女子ツアーで初優勝を含む4勝を飾って年間女王に輝いた。2週前に行われた今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でツアー5勝目を挙げ、優勝スピーチでは「この優勝をジャンボさんに届けたい」と話していた。
「まだ寂しい気持ちは残っているけれど、しっかり優勝報告ができました。残りの試合も頑張ります、と伝えました。ゴルフ人生を変えてくれたひとり。ジャンボさんのような存在に少しでも近づけるように、たくさん勝って、たくさん報告にいけるように頑張ります」と語った。
木戸はプロ16年目となる23年末からジャンボ軍団入り。昨シーズンはメルセデス・ランキング38位に入り、19年以来となるシード復活を果たした。
「感謝の気持ちです。ジャンボさんから教えていただいた時間が、私の宝物になっています。強い気持ちで頑張っている姿を(見せて)、いい報告ができるように頑張ります」と決意を示した。
なお、ジャンボ尾崎アカデミーの継続について、長男の智春さんは「模索中」としている。「一筋縄でいかないなというくらい、いろんなハードルが高くて。いまのところ苦戦を強いられていますけれど、なんとか親父の遺志を受け継いで、今後の若い世代にいろんなことを教えていきたいと思っています」と現状を説明した。
