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「見えないし球当たらないし」日没と戦いながら走ってラウンド 香妻陣一朗、魂の首位キープ

真っ暗闇でのホールアウト。長丁場で粘った香妻陣一朗が今季初Vへ王手をかけた。

所属 ALBA Net編集部
河合 昌浩 / Masahiro Kawai

配信日時:2023年9月16日 19時32分

真っ暗闇でもナイスプレー。香妻陣一朗が粘りの「69」で首位を守った
真っ暗闇でもナイスプレー。香妻陣一朗が粘りの「69」で首位を守った (撮影:米山聡明)

<ANAオープン 3日目◇16日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72>

香妻陣一朗がトータル16アンダーの単独首位で、第3ラウンドを終えた。大会3日目のこの日は、前日に日没サスペンデッドのため未消化だった第2ラウンド12番グリーン(インスタート)からスタート。長丁場の戦いとなった。

美しいシルエットです【写真】

そのスタートからバーディパットを決めていい流れをつくり、第2ラウンドはボギーなしの1イーグル・6バーディで8つスコアを伸ばして、トータル13アンダーの単独首位で決勝進出。会心のゴルフだったかに思えたが、本人は「それなりにミスもあったし、完全な状態ではありませんでした」と満足はしていない様子で、さらに上を目指す矜持を見せた。

だが、それよりも大変なことがあった。それは最終組となった第3ラウンドでの、日没との戦いだった。香妻が第3ラウンドをスタートしたのは午後1時40分。予定では18番をホールアウトするのは、完全に日が暮れる午後6時20分だ。3日連続のサスペンデッドは濃厚だったが、日没が迫る中、急ぎに急いでなんと午後5時57分にホールアウト。「69」でトータル16アンダー・単独首位を守った。

「終わるとは思っていませんでした。というか、終わらせた感じです。見えないし、球は当たらないし、体はしんどいし。途中は終わらせなくちゃと、走りました。14番くらいから暗くなって、見えなくなりました」

とにかく走ってでも終わらせたかったのは、「終わらせたほうが、あしたはやりやすい。第3ラウンドの残りは朝の6時30分スタートと聞いていました。そうすると、3時30分には起きなくちゃいけない。疲れがとれないし、絶対にイヤだと思っていました」という切実な理由からだ。

この日は第2ラウンドと合わせて33ホールを回った。当然、疲れはある。体調を回復させるには、十分な睡眠が必要不可欠だ。同組で回っていた今平周吾や清水大成も同じ思いだったという。もちろん前の組も同じ思いで、走っていた。

大会初日の降雨による競技サスペンデッドが3日目まで影響してしまったが、あすの最終日は通常どおりの18ホール。気持ちを新たに引き締めて、選手全員が臨むことだろう。

「あすはあすで苦しいゴルフになると思いますが、一打をかみしめながらガムシャラにやります」と、香妻は自らに活を入れた。2022年開幕戦「東建ホームメイトカップ」以来となるツアー3勝目は目前だ。(文・河合昌浩)

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