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片山晋呉と同組の石川遼 「選手の刺激や目標になる」

片山晋呉と同組の石川遼 「選手の刺激や目標になる」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年7月29日 19時04分

片山晋呉(左)と同組で回った石川遼
片山晋呉(左)と同組で回った石川遼 (撮影:ALBA)
<杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント 初日◇29日◇杜の都ゴルフ倶楽部(7,233ヤード・パー72)>

片山晋呉が約2カ月ぶりに公の前でプレーした、ツアー外競技の「杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント」初日。この日ともに18ホールを回った4人のなかの一人、ジャパンゴルフツアー選手会会長で日本ゴルフツアー機構(JGTO)副会長の石川遼が、片山とのラウンドについて語った。

【写真】片山晋呉が久々ラウンド 初日の特選フォトギャラリー

大きな注目が集まったラウンドとなったが、石川はあくまでも冷静なコメントに終始。「JGTOとして罰則を設け、それに則って片山さんには処分がくだされた。ツアーとして出場停止を課したわけではなく、片山さん自身が処分を受け止め、自粛という形をとった」と前置きをしたうえで、「自粛期間中の大会は2試合(ダンロップスリクソン福島オープン、長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ )。特別に“復帰した ”という感覚はなかったです」とこの日のラウンド中の気持ちを口にした。

そして、「過去の事を考えると、特別に見てしまう。今どういうゴルフをするのか。今どういう風にしているのかを考えるべき」と話した。この日のラウンド中の2人は、軽く言葉を交わすシーンは見受けられたが、それぞれが自身のプレーに集中しているという印象を見るものに与えた。トーナメントが空く期間ということもあり、貴重な実戦の場でしっかりと調整を進めたいという意思があったのかもしれない。

それでも石川は、「片山さんから技術的なことなどを学びたいと思っているレギュラーツアーの選手はたくさんいる。そういう意味では、試合に出ているという事が、選手の刺激や目標になる」と、ツアー通算31勝を誇る永久シード保持者の存在の大きさを口にした。(文・間宮輝憲)

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