そして、「ゴルフの部分で周囲やファンに心配をかけるのは、自分のなかではふがいない」と前置きしたうえで、「そこをカバーしながらやるのが自分だと思う。固定概念などにとらわれず、両方(ゴルフと選手会長)の役割を全うしたい。両方とも100%やりたい。50%ずつとは考えない」と、現状に全力で向き合うことを宣言した。
今月14日には、ジャパンゴルフツアー(JGTO)選手会で、東日本大震災復興支援を目的に東北地方3県に福祉車両も寄贈。今回の会場が福島県ということもあり、復興への思いもひとしおだ。「全力でプレーし、『見に来てよかった』と思ってもらえるゴルフを見せたい。ベストを尽くすしかない。全力でサポートしたいという思いは選手も強く、全選手が特別な思いを持ってプレーする。そこが伝わったら嬉しいです」と選手を代表し、今大会への思いを語った。選手会長として、そしてプレーヤーとして、ゴルフが持つパワーをグランディ那須白河GCから発信する。