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“直ドラ”に“グリーンからウェッジ”、705ヤードの16番パー5は本物のモンスター!

“直ドラ”に“グリーンからウェッジ”、705ヤードの16番パー5は本物のモンスター!

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年5月25日 20時24分

燦然と輝く「705」ヤードの文字 これには川村昌弘もびっくりだ
燦然と輝く「705」ヤードの文字 これには川村昌弘もびっくりだ (撮影:ALBA)
ミズノオープン 2日目◇25日◇ザ・ロイヤルゴルフクラブ(8007ヤード・パー72)>

国内男子ツアー「〜全英への道〜ミズノオープン」の大きな話題となっているホールが16番のパー5。フルバックティから705ヤード。詳細な記録が残る1992年以降では、ツアーで最も長いパー5だ。そんな16番ホールが、大会2日目、まさにモンスターと化した。

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初日はフォロー風もあって難易度7番目でバーディも10コ。それが一転、真逆の風が吹いたこの日は強烈なアゲンストで難易度はトップ。なんとパー5でありながらバーディは「ゼロ」。パーが51、ボギーが75、ダブルボギーが17の平均ストローク「5.762」。とんでもないホールになった。

午前スタート組の川村昌弘古田幸希は、ティショットをフェアウェイに置くと迷わずセカンドでもドライバー。「他の選択肢はなかった。3番ウッドで少しでも吹き上がると左のラフに持って行かれる」と説明した古田。ところが直ドラでフェアウェイに置いた古田の3打目は、今度はグリーンでもまたやっかいな場所に行くことになる。

グリーンは縦長で、真ん中が高くなった山型。今日のピンは1番奥の低地。3打目を放った古田の球は手前から転がりなんとその山の尾根へ。奥に下っているため、「パターでは球を止められない」と、手にしたのはウェッジ。「仕方ないですよ」とターフを取ってスピンをかけた球はピン手前に着地。1メートル強にピタッと止まった(結局このパーパットを外したが…)。長いだけでなく、そんな想像力が試されるのがモンスターだ。

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