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中島啓太、謎のブレード型パター投入後の快進撃! 「パチンとボールを弾く感じが合う」

先週プロ初優勝を挙げた注目の中島啓太だが、自身が勝因と語り、好調の要因のひとつとなっている、テーラーメイドの新パターについて聞いた。

配信日時:2023年6月15日 11時30分

中島はテーラーメイドと契約する前はスコッティ・キャメロンを使っていた。新パターもそれに近いオーソドックスなブレードタイプだ

中島はテーラーメイドと契約する前はスコッティ・キャメロンを使っていた。新パターもそれに近いオーソドックスなブレードタイプだ (撮影:ALBA)

<ハナ銀行インビテーショナル 初日◇15日◇千葉夷隅ゴルフクラブ(千葉県)◇7636ヤード・パー73>

前週の「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」で、悲願のプロ初優勝を果たした中島啓太。その勝因を「やっぱりパター」と話していた。実は3週前の「〜全英への道〜ミズノオープン」からテーラーメイドの未発表パターに変更して、2位→2位→優勝と快進撃をみせている。

『トラスシリーズ』のパターとは違い、本人曰く「使い慣れたネック形状」という、通常のクランクネックで削り出しと見られるブレード型。フェース面には、テーラーメイドらしい順回転目的と見られる溝も確認できる。

この新パター、具体的にどこがいいのか? 「ハナ銀行インビテーショナル」に出場する中島に話を聞いた。「いちばんは打感です。手に残る感じ、フィーリングが最高にいいんです」と話す。微妙なフィーリングをもう少しかみ砕くと、「インパクトでパチンとボールを弾く感じがとても自分に合っている」という。

パターについて、様々なプロのコメントを聞くと、インパクトで“ボールがフェースに長くくっついているように感じるパターのほうが距離感を出しやすいタイプと、中島のようにインパクトで“パンっと打った瞬間にボールが転がり出すパターがいいタイプと、大きく二分される。

このインパクトの打感が自分に合っていると、例えば『カップまで5メートル転がしたい』というプレーヤーの意図と結果がぴったりとリンクしてくるのだ。

「手に伝わってくる打感がいいから、結果的に距離感も出しやすくなりました」と中島。自分の感覚にぴったり合うパターを手にできたことは大きい。今後も中島の快進撃は続くのか? 俄然注目が集まる。(文・土屋裕一)

クロスハンドグリップでパチンとストロークする中島啓太
クロスハンドグリップでパチンとストロークする中島啓太
クロスハンドグリップでパチンとストロークする中島啓太
クロスハンドグリップでパチンとストロークする中島啓太
クロスハンドグリップでパチンとストロークする中島啓太
クロスハンドグリップでパチンとストロークする中島啓太
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クロスハンドグリップでパチンとストロークする中島啓太 (撮影:ALBA)

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