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“動かない下半身”でパット復調、薗田峻輔が8バーディ・首位T発進

“動かない下半身”でパット復調、薗田峻輔が8バーディ・首位T発進

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2016年7月21日 18時22分

<ダンロップ・スリクソン福島オープン 初日◇21日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(6,961ヤード ・パー72)>

 福島県にあるグランディ那須白河ゴルフクラブを舞台に開幕した『ダンロップ・スリクソン福島オープン』初日。薗田峻輔が8バーディ・1ボギーの“65”で7アンダーの首位タイ発進となった。

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 「やっとかみ合ったね」。ずっと好調だったショットにパターがようやくついてきた。出だしの1番でワンピンのバーディチャンスを沈めると、続く2番でも同じような距離を決めて連続バーディ。流れに乗ると順調にスコアを伸ばしていく。折り返しての13番でこの日唯一のボギーとなったが、続く14番から3連続バーディを奪取し、8つのバーディを積み重ねてホールアウト。3年ぶりの勝利へ幸先良い滑り出しを見せた。

 悩み続けていたパターが良くなったのは前回の『日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯』3日目で「入るイメージがでてる。自信を持って打ててる」。復調理由については、つねに様々な修正を行っているため「何か分からないけど良いんだよね」と本人も謎としているが、理由の1つは“下半身が少し動いていたこと”と分析できている。

 「日本プロから、ゴムバンドを両ヒザ上くらいに巻きつけて、下半身を固定して打つ練習するようになってから良くなったんですよ」。ゴムバンドの復元力に逆らうようにヒザを外側に広げる意識で下半身固定をイメージしたことで「下が動いちゃっていたかは分からないんだけど、ゴムバンドをつけて何球か打って、外して打つと感覚が違う」と閃き。ゴムバンドを外してからも“つけた感覚”を大事にすることで良い兆しが表れている。

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