アジアンツアー共催の今大会は長くアジアを転戦してきた市原にとってはいわばホームグラウンドで、日本勢以外に知った顔も多い。1打差の2位につけているインドのシーブ・カプールいわく、ツアーでは“スマイリーフェイス”という愛称でおなじみだという。初優勝ももちろんだが、今大会の結果はアジアンツアーのシードにも結び付く。また、キャディを務める井野洋輔さんは熊本県阿蘇市の出身で実家が被災しながらも市原をサポートしてくれていることにも感じ入るものがある。
アジアでも代名詞だった長尺パターを駆使する“スマイリーフェイス”にとってはいつも以上に気合いの入る週末の戦いだ。