山梨県にある富士桜CCで開催中の「フジサンケイクラシック」の3日目。トータル5アンダーからスタートした片山晋呉が5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの“69”でスコアを2つ伸ばしトータル7アンダーでフィニッシュ。06年大会王者が首位の松山英樹と4打差ながら2位タイで最終日を迎える。
片山晋呉、会心ワンオンバーディ炸裂!松山、小平を圧倒
最終組の1つ前でラウンドした片山は5番でグリーン手前の池につかまりダブルボギー。その後もスコアを伸ばせず2つ落として前半を終えた。しかし、後半に入ると猛チャージをスタート。10番から3連続バーディを奪うと、14番、15番でも連続バーディ。17番パー5はボギーとしたものの前半からナイスカムバックを見せて優勝戦線に踏みとどまった。
ショットは初日から変わらず好調。新パターもかみ合って3日間の平均ストロークは松山に続く2位につけている。調子の良さを自覚しているだけに「これだけバーディが取れているので良いですよ。ミスはするから、やっていても慌てない」と08年以来遠ざかる優勝へ向けても自然体は変わらない。「今日みたいな感じでやれれば」。明日も最終組の1つ前で逃げる怪物にプレッシャーをかける。