谷原秀人が6バーディ・1ボギーの“66”で松山英樹、小田孔明らと並んで首位のヤン・ジホ(韓国)と1打差の2位タイにつけた。
松山英樹、日本復帰戦でいきなり2位発進!光ったリカバリー力
「パターが天才だった。それのみです」。INコースからスタートした谷原は15番パー5でバーディを先行させると、16番パー3では約10メートルをねじ込んでバーディ。さらに17番パー5もバーディとして一気にスコアを伸ばした。
後半はさらに“パターの天才”っぷりを発揮。3番では15メートル、4番では8メートル、7番では5メートルと長いパットを次々と放り込み急浮上。日没が迫り暗くなり始めた8番ではこの日唯一のボギーを叩いたものの、「イメージは出ているのでラインに乗れば入りそうな感じはある」とその自信は最後まで失われることはなかった。
しかし、一方で「アイアンは良いけどティショットが良くない。先週から良くなかったですね。当たらない」とショットに不安を抱えている。国内屈指のロングコースの富士桜はティショットの出来がスコアのカギを握るだけに、「明日はティショットももうちょっと良くしたい。それだけですね」と2日目以降を見据えていた。