千葉県にある袖ヶ浦カンツリー倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」。ディフェンディングチャンピオンの谷口徹は6バーディ・1ボギーの“66”で回り、首位の藤田寛之と2打差の2位と、連覇へ向け好スタートを切った。
藤田寛之、谷口とのワンツーに「20代、30代もっと頑張って」
10番からスタートした谷口は14番でボギーが先行。「最悪なスタートだと思った」と不穏な立ち上がりとなったが、17番からの4連続バーディで盛り返すと終盤も2つのバーディを積み重ね、終わってみれば“66”。「上りのパットがブレーキがかかる。見て目より速くない」と雨の影響もあって重くなったグリーンに苦しむ場面もあったが、納得のラウンドで初日を締めくくった。
首位には同じヤマハと用具契約を結ぶ藤田寛之。賞金ランキングでも藤田が1位、谷口が7位と少し差をつけられているだけに、負けるわけにはいかない。「うちのヤマハのエースがいるんでね。手強いですが、まず1勝を早くして(賞金王争いを)ヤマハの1、2レースに持っていきたい」。ビッグトーナメントにめっぽう強い勝負師が、相性の良い袖ヶ浦でアラフォーの星に襲い掛かる。
【初日の順位】
1位:藤田寛之(-7)
2位:谷口徹(-5)
3位T:川村昌弘(-4)
3位T:山下和宏(-4)
3位T:金亨成(-4)
6位T:S・K・ホ(-3)
6位T:河野晃一郎(-3)
6位T:近藤共弘(-3)
6位T:宮里聖志(-3)
6位T:J・チョイ(-3)
6位T:イ・キョンフン(-3)
6位T:小田龍一(-3)
6位T:谷原秀人(-3)
6位T:すし石垣(-3)
6位T:丸山大輔(-3)