遼、今季最高位スタート！「ショットもパットもすごく良かった」

＜とおとうみ浜松オープン　初日◇17日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(7,054ヤード・パー72)＞

　静岡県にあるグランディ浜名湖ゴルフクラブを舞台に開幕した、国内男子ツアー第5戦「とおとうみ浜松オープン」。昨年、惜しくもプレーオフで敗れ2位に終わった石川遼が初日8バーディ・2ボギーの66をマーク。6アンダーで首位と2打差の8位タイと好スタートを切った。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

　昨日、ショットを修正し、グリーンとの相性の良さも口にした石川。その言葉通り、前半で3番から3連続バーディを奪取。「前半は体のキレが良かった」と8番でもスコアを伸ばすと、9番ではティショットが深いラフにはまってしまいセカンドを池に落とすが、「貯金があるので心に余裕を持って打てた」と4打目をベタピンにつけパーをセーブ。4アンダーで折り返すと、後半11番でもバーディが先行。ティショットは9番以外ではフェアウェイをことごとく捉え、アイアンショットも冴え渡り13番、14番では連続バーディを奪い一時首位に立つ。しかし、16番パー3でグリーンを外し、ボギーとすると17番でもパーオンできず手痛い連続ボギー。最終18番パー5では2オンに成功、イーグルは獲れなかったがきっちりバーディで締め充実のファーストラウンドを締めくくった。

　「ショットもパットもすごく良かった」と会見で満足げな表情をみせた石川。連続ボギーはいずれもロングアイアンでのミスショットが原因。「ロングアイアンになるとスイングプレーンをなぞってしまう。丁寧にやろうとしすぎてスピードが出なくなってしまった」と2つのボギーを悔やんだが、それでもこの位置は上々の出だし。「2ホールに1回バーディを取る感じでできれば最高だと思う」。明日は風が強くなる午後からのスタートだが、約1年半ぶりの勝利を目指し貪欲にバーディを狙いにいく。

【初日の結果】
1位T：藤本佳則(-8)
1位T：ジャン・ドンキュ(-8)
3位T：小西健太(-7)※アマチュア
3位T：すし石垣(-7)
3位T：チャワリット・プラポール(-7)
3位T：ブレンダン・ジョーンズ(-7)
3位T：宮里聖志(-7)
8位T：石川遼(-6)他7名