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石川遼が“観戦無料”大会で「観に行きたいと思ってもらえるプレーを…」の前につけたかった言葉

石川遼が“観戦無料”大会で「観に行きたいと思ってもらえるプレーを…」の前につけたかった言葉

配信日時:2022年11月14日 19時00分

多くのギャラリーが石川のパッティングに息をのんだ
多くのギャラリーが石川のパッティングに息をのんだ (撮影:上山敬太)
三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

久しぶりに男子ツアーで大勢のギャラリーをみた。最終日最終組で回った石川遼、星野陸也、蝉川泰果のスタートホールでは、ティイングエリアからグリーンまでをギャラリーが囲んでいた。

石川遼のスイングをギャラリースタンドから撮ってみた【連続写真】

大会50周年を記念して『観戦無料』となった「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、初日4170人、2日目5131人、3日目10067人、最終日7334人の合計26702人を記録。そもそも近年は人気が低迷している男子ツアーでは、平日は4ケタに乗ればいいほうで、土日も5000人を超えることはあまりない。日本開催の米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」を除けば、国内男子ツアーで1日のギャラリー数が1万人を超えたのは、18年の「日本プロゴルフ選手権」以来、4年ぶりだった。

20年大会はコロナ禍で無観客での開催、最大5000人を上限として有観客で行われた21年大会は、初日1635人、2日目2004人、3日目2487人、最終日は2872人の合計8998人だったことを考えると、今回はおよそ3倍のギャラリーが訪れたことになる。ちなみに昨年は、予選ラウンド2日間はそれぞれ4000円、決勝ラウンド2日間はそれぞれ6000円でチケットを販売していた。

選手たちはSNSやコメントで観戦無料をアピールし、「観に来てください」と呼びかけた。10、12年に続く大会3度目の優勝を飾った石川遼も、期間中は「観にいきたいと思ってもらえるプレーができるように頑張りたい」と何度もコメント。でも実は「避けていた言葉」があったと優勝会見で明かした。

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