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アマ世界No.1蝉川泰果がピン『G430』を日本オープンで即投入「だいぶ曲がり幅が少ない」

アマ世界No.1蝉川泰果がピン『G430』を日本オープンで即投入「だいぶ曲がり幅が少ない」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年10月20日 09時30分

日本オープンゴルフ選手権 事前情報◇19日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7178ヤード・パー70>

9月の「パナソニックオープン」で昨年の中島啓太に続く史上6人目のアマチュア優勝を成し遂げた蝉川泰果(東北福祉大4年)が、それ以来となるプロトーナメントに出場する。その手に握られているのは優勝したときの『G425 LST』ではなく、新作の『G430 LST』だ。

気持ちいいくらいに振り切る! 蝉川泰果のドライバースイング【連続写真】

開幕前日の練習日は、13年マスターズ王者のアダム・スコット(オーストラリア)、スコットと仲の良いハン・リー(米国)、石川遼と練習ラウンドを行った。「アダム・スコットさんを見て『本物だ』と思いながら回りましたね(笑)。すごく気さくでやさしい方で、最後はボールまでいただいて希少な経験になりました」とうれしそうに語る。世界のトップで活躍を続けるスコットと一緒に回ったことで「飛距離的には(PGAに)通じる部分があるのかなと感じた。『飛んでいるね』と言われました」と収穫を得た。

蝉川といえば、ティショットは刻まずに、ドライバーの高いフェードボールで攻めていくスタイル。今大会でも「多分全部ドライバーでいくと思います。刻んだとしてもラフはどこにいっても長いので、なるべく短いクラブでラフから打つ方がチャンスは広がる」と自分のゴルフを貫く考え。その生命線でもあるドライバーを今週からピンの最新作『G430 LST』に切り替えた。

「自分の疲労も溜まっているし、季節的に(気温が下がった影響で)飛距離は落ちているんですけど、ドライバーをあれにして、だいぶ曲がり幅が少なくなったという印象が強いですね。あとは打感がすごく気持ちいい」と好感触を得ている。

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