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“60度問題”は「7〜8ヤード減」で解決も7位終戦 大西魁斗「優勝したかった」本当の理由

“60度問題”は「7〜8ヤード減」で解決も7位終戦 大西魁斗「優勝したかった」本当の理由

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年8月9日 07時30分

<日本プロゴルフ選手権 最終日◇7日◇グランフィールズカントリークラブ (静岡県)◇7219ヤード・パー71>

23歳の大西魁斗は首位と2打差の5アンダー・6位タイで予選を通過したが、決勝ラウンドで伸ばせずトータル7アンダー・7位タイで終戦。「優勝したかった」と4日間を振り返った。

フォローで顔が完全に横向き 大西魁斗のスイング【連続写真】

今大会は標高400メートルほどにあり、「標高とフェアウェイの芝の長さ、自分の打ち方の3つから普段よりも飛んでいる」と距離合わせに迷いがあった。積極的に攻める大西は、距離の短いパー4では2打目で100ヤード以内の距離が残ること多い。使用する60度のウェッジが、いつもの感覚よりも飛んでグリーンオーバーすることが多く、「60度が飛びすぎる問題」と話していた。決勝ラウンドに入ると「結局7〜8ヤード飛ぶ計算でやっていました」と帳尻は合わせられた。

60度の不安は解消されたが、「決勝ラウンドの2日間はティショットを中心に、ちょっと追うようにいかなかったですね。練習不足です。修正はすぐにできると思います」と次戦に目を向ける。ただ、初日のハーフを終えた時点で3オーバーと出遅れていたが、巻き返す力は見せた。

ツアーフル参戦1年目ながら、今大会で7回目のトップ10入り。未勝利ながら賞金ランキングは9位につける。待望の初勝利も近そうだが、やはり優勝へのこだわりはある。その一つが複数年シードだ。

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