家族の話をするときにはその表情を緩ませるが、全英オープンへの意気込みを聞かれると、やや顔を引き締める。「全英オープンに出るのは子供のころからの夢だった。実現して信じられないよ。あっちでもいいプレーができるという自信はある。頑張りたいね」。海外メジャーには初出場となるビンセント。開催地のスコットランド、そして妻子が暮らす米国コロラドへ、長い髪をなびかせながら海の向こうに思いを馳せた。
【そのほか全英オープン出場権獲得者のコメント】
アンソニー・クウェイル(オーストラリア)
(プレーオフでビンセントに敗退して)「とにかく今は残念。優勝したかった。でも全英オープンに行けることは素直にうれしいから、初めて出場する全英オープンを頑張るよ。(開催地の)セントアンドリュースはこれまで2回プレーしたことがあるし、今回もとても楽しみだね」
ブラッド・ケネディ(オーストラリア)
「全英オープンは4度目。セントアンドリュースでプレーしたことはあるけど、全英オープンでのプレーは初めてだから、いまから楽しみだよ」
ジャスティン・デロスサントス(フィリピン)
「(きょうは)最初からいいスタートが切れた。ハーフ終了後には優勝を狙えるかもと少しプレッシャーがあったけど、4位に入れて、全英オープンの出場権を獲得できてうれしい。全英オープンは初めてだし、セントアンドリュースの開催なんて、楽しみで仕方がないよ」
