昨季、レギュラーツアーは日本プロゴルフ選手権(30位タイ)、日本オープン(23位タイ)の2試合に出場し、鍛錬の成果を感じた。昨年末のファイナルQTでは11位に入って前半戦の出場権を獲得。国内開幕戦のここまでの3日間の戦いも「正直いって、驚いていません」と、1年4カ月の取り組みの成果を実感している。
「ツアーで戦うためには、僕の場合、細かい技術も飛距離も足りないので、フェアウェイに打って、ラフにいったとしてもしっかりパーオンさせて2パットで上がる。これがベースです。無理してピンを狙わずグリーンを広く使います」。最終日も高いパーオン率と得意のパットでさらに上位を目指す。(文・小高拓)