「タイトリストに関しては『T200』はもちろん、『T100・S』も人気があって、よく売れています。日本のゴルファーはアイアンの顔にこだわりが強い人が多くて、そういう人はタイトリストかミズノを選択する確率が高いです。それと、もう一つの要素として、昔に比べると最近のタイトリストのアイアンはすごくやさしくなっています。だから、ベテランゴルファーの方で『昔からタイトリストに憧れていたけど、難しくて使えなかった』という人が、最近の『Tシリーズ』を買っていく傾向があります」
―今後のアイアン市場はどうなっていく?
「今後もタイトリストは安定して人気があると思いますし、3月11日にボーケイの最新作『SM9』が発売されると、そのタイミングでアイアンとウェッジを合わせて購入する人も増えると思います」
米国男子ツアーでもクラブ、ボールともに高い使用率を誇るタイトリストは、競技ゴルファーが使っているイメージが強い。しかし最近は、クラブがやさしくなってきたことで、アベレージゴルファーでもアイアンを購入する人が増えてきたようだ。
■アイアン売り上げランキングトップ3
1位 ピン i525
2位 ダンロップ ゼクシオ 12
3位 ピン G425
※データ提供/矢野経済研究所