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首位タイ発進の永野竜太郎 手に入れた少しの“自信”と“余裕”

首位タイ発進の永野竜太郎 手に入れた少しの“自信”と“余裕”

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年10月8日 07時00分

ブリヂストンオープン 初日◇7日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119ヤード・パー71>

2戦前の「パナソニックオープン」でアマチュアの中島啓太にプレーオフのすえ敗れた永野竜太郎。8バーディ・2ボギーの6アンダー「65」をマークして、ツアー初優勝に向けて首位タイと好発進を見せた。

大会初日はウォーターショットも飛び出した!

主催のブリヂストンとボール契約を結ぶ永野は、アマチュア時代を含めると今回で15回目の出場。2016年大会で単独4位に入っているものの、「予選落ちのほうが多い」と予選落ちは8回で苦手意識がある。会場の袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cは林にセパレートされた林間コースで、ドッグレッグホールが多い。「(ティショットの)落とし場所が難しかったり、グリーンもちょっと読みにくかったりしているので、今までは全然無理でしたね」。平均で300ヤードを誇る飛ばし屋の武器を封じられていたかっこうだ。

ところが、「この日はうまくいった」とティショットのフェアウェイヒットが多く、全体8位の64.29%。「いいパッティングが入ってくれたり、ショットもついてくれたところもあったし、パー5も全部2オンできたのが大きかった。ラフに行ったらあきらめて2オン2パットを心掛けた」と、いい流れでできたことでバーディ量産。袖ヶ浦では自己ベストの65につなげた。

中でも、「人生初かも」という2番パー4のバーディには白い歯を見せた。もともとはパー5のホール。全長472ヤードと距離は長いが、ティイングエリアから240ヤード付近のところで90度右に曲がっている。ショートカットするには高くそびえる林の上を超えなければならず、狭いフェアウェイをキープするのは至難の業といわれている。11年からパー4の設定となり、毎年難度はトップ3に入る。この日は1番難しいホールだった。

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