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石川遼は中古ショップのパターコーナーが好き 「そのまま試合で使いたいと思うこともある」

石川遼は中古ショップのパターコーナーが好き 「そのまま試合で使いたいと思うこともある」

配信日時:2021年5月19日 18時30分

ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 初日◇20日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)、西コース(6531ヤード・パー70)>

今大会の主催者は中古ショップで業界No.1のゴルフパートナー。そこで、石川遼に「中古ショップに行ったことがある?」と質問を投げみると、「パターのコーナーが僕は好き。プロになってからも行ったことがあります」という答えが返ってきた。

去年のゴルフパートナー大会で、自らバッグを担ぐ石川遼

「ほとんどのパターは自分で見たことがあると思いがちですけど、長さが違ったり、ネックが違ったり、グリップが違ったりするだけで、顔の見え方も変わってくる。売っているものをそのまま試合で使いたいと思うこともありますし、本当に楽しいですよね」

プロの世界では、千円で買った中古のパターで何億も稼いだなんて話もある。石川は中古ショップでエースパターを探すというより、「何か発見があるんじゃないか、自分の世界が広がるんじゃないか」と思ったときにパターコーナーをのぞくようだ。「自分では使ったことがないライ角(ヘッドとシャフトの角度)がショップで売られていて、顔がきれいに見えることがあるんです。自分でライ角を68〜73度くらいで1度刻みで作って、長さのバリエーションも変えてといったらキリがない。良い顔のパターは中古で買って、メーカーの人に見せたりすることはありますね」と石川は話す。

また石川ならではの中古クラブに対する考えも。「中古クラブのほうが、コースでデビューさせたときに新品よりも馴染みますよね。そのクラブ自体がコースに慣れているので(笑)。むしろプレーヤーよりパターのほうがコースに行っている回数は多いかもしれない。中古の使い始めと、新品の使い始めは、自分のなかで感覚的に違う感じがします」。

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