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最終ホールのボギーで史上初となる大会会長V逃すも… 時松隆光は「やって本当に良かった!」

最終ホールのボギーで史上初となる大会会長V逃すも… 時松隆光は「やって本当に良かった!」

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年5月10日 07時30分

大会会長として表彰式では大役も務めた
大会会長として表彰式では大役も務めた (撮影:米山聡明)
ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日◇9日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

首位タイで迎えた18番。左は池、アゲインストで右奥のピンという難しい状況ながらもティショットをフェアウェイに置いた大会会長の時松隆光。だが、“パー狙い”の2打目がグリーン右のバンカーに。そこから寄せられず、パーパットも決められず。痛恨のボギーで1打足りず、トータル14アンダーの2位タイと史上初の“大会会長優勝”はならなかった。

優勝した片岡尚之 内田篤人に似ていると言われるそうです【写真】

選手としての悔しさはもちろんあるが、まずは大会会長として無事に試合が終了したことがうれしい。「色々な方にご賛同、ご尽力していただいた大会。発熱などの症状が出た方もおらずに終われて本当に良かった」と第一回大会が無事に成立した喜びを口にした。

さらに試合展開が白熱したこともうれしい。「片岡くんがナイスプレーでしたね。これから日本のトップに立つ23歳。ここから羽ばたいていってほしい」と新たなヒーローの誕生を喜びつつ、「(敗れた)宮本さんも素晴らしかった。熟練の技と怖いもの知らずの攻撃性が競い合ったいい試合になりました」。その気持ちを一言で言えば「やって本当に良かった!」。

とはいえ、まだ改善点もある。「やはり次回はギャラリーの方々に観てもらえるように頑張りたい。男子ゴルフのすばらしさを伝えたいですね」と“生”中継の感動はあったが、やはり“生”で男子のプレーを肌で感じてもらって好きになってほしい。その思いは次回への宿題となった。(文・秋田義和)

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