結果的に前半はうまくいったものの、後半は疲れてきたのかタイミングが合わず、思うように打てなかったという。なるほど、今年の「マスターズ」、「全米プロ」で思うような成績を残せなかったからこそ、すぐにでも何かを変えたかったのだろう。
ちなみに、明日は36ホールを戦う「全米オープン」の予選が三重県の桑名カントリー倶楽部で行われるが、そこでも新スイングを試すのかどうか聞いてみた。「もちろん試しますよ!」と自信ありげに語った今平。この向上心があるからこそ、けっして大きくはない体でも賞金王になったのだろう。その気持ちが消えない限り、成長し続けるに違いない。(文・山西英希)
