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なぜ海外勢が強いのか、それとも… 男子ツアーで進むインターナショナル化【記者の目】

なぜ海外勢が強いのか、それとも… 男子ツアーで進むインターナショナル化【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年4月23日 12時03分

開幕戦で10位に入ったD・ペリー 海外の“ルーキー”たちも手強そうだ
開幕戦で10位に入ったD・ペリー 海外の“ルーキー”たちも手強そうだ (撮影:鈴木祥)
東建ホームメイトカップ 最終日◇21日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>

スコアボードの上位には、毎試合かなりの人数の海外勢が名を連ねる。今シーズンの国内開幕戦も、優勝したブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)を含めてトップ10の12選手中7人が海外選手だった。

とてもスイング後だとは思えません…【写真】

なぜ海外選手が強いのだろう…、と考えたが、10年前と比べると一目瞭然、海外勢のツアーメンバー(※)の割合が増えているのだ。2009年のツアーメンバーは182人。そのうち138人が日本勢、44人が海外勢。一方で、19年のツアーメンバー194人中、日本勢は110人、海外勢が84人と割合は半数に近づいている。今シーズンも多くの海外勢がツアーメンバー入りを果たしたが、なぜ日本ツアーを選んだのだろうか。

本大会を37位タイで終えたピーター・カーミス(ギリシャ)も、新メンバーのひとりだ。南アフリカツアー(サンシャインツアー)を主戦場として6勝を挙げているが、昨年日本のQTを受験して7位で通過。「南アフリカとは季節が逆だから、日本に来れば年中試合ができる。日本は下部ツアーもあって試合数も多いし、移動も便利。賞金などの待遇もいい」と話す。海外ツアーでは遠く離れた国々を転戦しなければならないが、中には交通インフラが十分に整っていない場所もある。トップ10に入っても、交通費で足が出てしまう時もあるそうだ。

本大会で10位タイに入ったディラン・ペリー(オーストラリア)も今年からツアーメンバー入り。「全英アマ」2位の経歴を持ち、昨年11月にプロ転向。その後5試合参戦したオーストラリアンツアーでは最高3位の成績を残している。そんな実力者が、「まずは日本でステップを踏みたい」と昨年日本のQTで22位に入ってツアーメンバー入り。「米国も考えたが、いきなり大きなステージにいくよりもまずは日本で成功してからと考えた。海外で活躍する日本人もいるし、日本には色々な選手が集まっているから」と、最初のキャリアに日本を選んだ。

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